校正紙に書き込んだ修正。見落とされないように赤鉛筆や赤ペンで書き入れることからきている.
校正で、写真や図版の入る位置やアミが入る境界線を示す線。印刷されない。
書籍の本文の後ろに挿入されるページ。索引・参考文献・付録・奥付けなどの総称。
→かがり綴じ
文字校正が終わった後に出す、色調確認の校正のこと。写真・文字などの位置や修正は製版のやり直しになるので、前段階の文字校正で入念に行っておくことが大切。
原稿の色を印刷用のC(藍)、M(アカ)、Y(黄)、BL(黒)の4色に分解すること。
書籍の判型。天地が257ミリのB5判、左右が210ミリのA4判の寸法である。ワイド判。
書籍の末尾に載せるページで、題名・著者名・出版社名・印刷所名・発行年月日などを記す。
必要に応じ必要な部数だけ印刷する、小ロット向きの印刷機。コンピューターから直接印刷機の版胴にイメージデータを転送し印刷する。
濃い部分から、淡いところへなだらかに変化していく調子。グラデーション。
本を綴じる本格的な方法。糸で閉じ合わせるため、開きがよく丈夫だが、制作時間とコストがかかる。
製本様式の一つ。上製本に対し、表紙が一枚の紙でくるまれているという点で異なる。単行本・雑誌形式。
上製本の製本様式。背中を丸くしないで、平ら(表紙と直角)にしたもの。丸背は背に丸みを持たせたもの。
誤字・脱字などのミスや不具合を正すこと。色調の校正の事を、特に色校正という。
綴じる部分以外の、断裁してできる3方の切り口。通常はこのうち天・地を除いた面のみを指す
紙の大きさ。規格判としてA判系列とB判系列があり、それ以外に変形判がある。多くの印刷物はA4〜A6判、B4〜B6判の大きさでできており、規格外の判型としてポピュラーなものにAB判、B判40取り、四六判、菊判がある。→サイズの一覧
個人が営利を目的としないで刊行し、限られた範囲内で配布する書籍をいう。
営利目的で書籍を刊行し、配布すること。書籍コードを付けることで書店との取引がある全ての取り次ぎ会社からの注文を受けることができる。
製本様式のひとつ。表紙が本文とは別に仕立てられ、巻頭と巻末には必ず見返しが付く。表紙は本の中身を保護するために、小口の三方に3mmづつのチリが付くように、中身の寸法より多く作られている。→上製本
製本の様式。大きく分けて上製本と簡易製本に分かれる。
後は印刷所の責任で校正してもらうことを依頼し、校正を完了すること。責任校了。
体裁を整えるため、ブックジャケット・表紙・見返し・扉・小口・箱などに加える意匠のこと。
一般の日刊新聞の半分のサイズをいう。業界紙や専門紙などで多く使われているサイズ。
本の中の厚さのこと。ページ数と紙の種類によって変わる。製本仕様や束を確かめるために作る見本を束見本という。
束や製本の仕様を確認するために作成する見本。本を入れる箱などを同時に作るなど、実際の本の大きさを確認する時に作成する。
本文中に挿入される扉。編・部・章・付録などの冒頭に入る。
原稿を出版社・印刷所に持ち込むこと。従来の郵送・持ち込みのほか、MO、CD-R、FDなどの記録メディアやメールによるデータ入稿などがある。
ページの順序を示す数字・ページ番号。フランス語のnombreが由来
上製本の背の上下、本文と表紙の間につける布。本来は補強のために使うが、現在では装飾が主体となっている
コーナートンボによって区切られた製版寸法。もしくは、本文が組まれる部分をいう。
横組みのページもの。左側でページを綴じてあり、右ページが奇数になる。
文章・写真・表などを1ページ内に読みやすく配置して整えること。レイアウトの取り方は、標準的なものが決まっているので、フォント(字体)を特別に指定したり、好みに合わせた編集は特別編集となる。
本文の文字・字間・行間・字詰めだけの情報で、レイアウトしないで単純に文字だけをレイアウトした校正紙。
書籍の冒頭に載せる扉。題名・著者名・出版社名などを記す。本文用と別の紙を使って別丁とするケースも多い。鏡ともいう。
本文の前に挿入するページのこと。序文・目次・凡例などを総称していう。本扉を含むこともある。
表紙の裏側に貼り付ける本文と表紙を結合する役割の紙。
縦組みのページもの。右側でページを綴じてあり、左ページが奇数になる。
糸や針金を使わずに、折丁の背中部分を3ミリ程度断裁し、接着剤を染み込ませて綴じる方法。
ふりがなのこと。ルビをのせた文字を親文字という。
写真・イラスト・文字などを一定のスペース内に配置し、デザインすること。割り付け。